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クリスマスコンサート ~チャペルに響くフルート・チェロ・ピアノの調べ~(2023/12) レポート

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北星学園大学が主催し、同窓会と後援会が後援するチャペルコンサート。今回はチェロの石川祐支さんとピアノの大平由美子さんのデュオに、フルートの類家千裕さんが加わったトリオによる「クリスマスコンサート」です。事前申込制・入場無料の一般の人達にも開かれたイベントで、私は申し込みした上で大谷地までプチ遠征して聴きにうかがいました。なお事前受付は早期に定員に達し、当日は満席での開催だったようです。


クリスマスコンサート ~チャペルに響くフルート・チェロ・ピアノの調べ~
2023年12月09日(日)14:00~ 北星学園大学チャペル

【演奏】
類家 千裕(フルート)
石川 祐支(チェロ) ※札幌交響楽団首席チェロ奏者
大平 由美子(ピアノ)

【曲目】
P.ゴーベール:ロマンティックな小品 (フルート&ピアノ&チェロ)
F.ダンツィ:フルートとチェロの為のデュエット 第3番 (フルート&チェロ)
F.クーラウ:協奏的三重奏曲 (フルート&ピアノ&チェロ)

J.S.バッハ:「管弦楽組曲 第2番」より ポロネーズバディネリ (フルート&ピアノ)
J.S.バッハ:「無伴奏チェロ組曲 第1番」より プレリュード/ジーグ (チェロ)
L.v.ベートーヴェン:「月光」より 第1楽章 (ピアノ)
A.ピアソラ:「ブエノス・アイレスの四季」より“冬” (フルート&ピアノ)
G.カッチーニ(V.F.ヴィヴァロフ):アヴェ・マリア (フルート&ピアノ)
J.シベリウス:樅の木 (ピアノ)
S.ラフマニノフ:ヴォカリーズ (チェロ&ピアノ)
C.サン=サーンス:白鳥 (チェロ&ピアノ)

(アンコール)
E.モリコーネニューシネマパラダイス・メドレー (フルート&ピアノ&チェロ)


信頼の石川祐支さん&大平由美子さんデュオと、新進フルーティストの類家千裕さんによる演奏をたっぷり聴けて、幸せな時間を過ごすことができました!めずらしい編成による難曲の演奏も、おなじみのレパートリーも、どれも楽しい♪また今回は、大好きなデュオの演奏の良さに加え、若手フルーティストの類家さんと出会えたのが個人的にとてもうれしかったです。ベテランの共演者お2人と堂々と渡り合い、フレッシュで美しくも力強くもあるフルートが素晴らしい!これからの類家さんのご活躍に大注目したいと思います。もちろん石川さんと大平さんのデュオの演奏は何度でも聴きたいので、年1回のリサイタルのみならず、このような企画にどんどんご出演くださるとうれしいです。どこまでも追いかけていきます!

今回初めてうかがった北星学園大学チャペル。とても素敵な会場でした!小さなパイプオルガンがあり、高い天井。規模的にも今回のような小編成の演奏会にぴったりで、音の響きは良かったと思います。今回はクリスマスらしく、ポインセチアの鉢植えがいくつも飾られていたのも素敵でした。一般にも開かれた参加費無料の演奏会を継続して開催くださっている北星学園大学さんには頭が下がります。誰もが気軽に生演奏に触れられるのはとてもありがたいことです。チャペルコンサート、今後も良い形で続きますように。私は次回以降もぜひうかがいたいです。


開演に先立ち、司会のかたからあいさつと簡単な案内(出演者の紹介等)の後、学校代表のかた(役職とお名前を私が聞き取れず申し訳ありません)からごあいさつと「チャペルコンサート」についてのお話がありました。「チャペルコンサート」は年3回開催されているそうです。本年度に開催された過去2回について触れた後、「今回は札幌にゆかりあるプレーヤーによる、クリスマスコンサートです」と紹介。またこれからの抱負もお話しくださいました。出演者の皆様が拍手で迎えられ(大平さんは白地に花模様・緑のエリのドレス、類家さんは黄緑色のふわっとしたドレス、石川さんは黒シャツの装い)、いよいよ開演です。

前半は「クラシック・コンサート」として、めずらしい編成の演目が並びました。1曲目は、フルート&ピアノ&チェロによる、P.ゴーベール「ロマンティックな小品」。はじめのピアノの和音は親しみやすい感じ。ほどなく登場したチェロは、ロマンチックかつ雄大に歌うのが素敵で、早速心掴まれました。この大きな存在のチェロが、フルートの登場でさっと音量を下げたのが印象に残っています。美しいピアノに乗って、重なったり交互になったりして歌うフルートとチェロ。優雅な響きと美しい音色が心地良かったです。盛り上がりの後、フルートが舞曲のようなメロディを奏でたのにハッとさせられました。チェロが加わるとフルートとチェロがダンスしているように感じられ、掛け合いとリズム感が素敵!高音を長くのばしてフェードアウトするラストまで、春を思わせる温かで柔らかな響きが素敵な演奏でした。

ここで出演者の皆様のごあいさつとトークが入りました。大平さんから、出演メンバー紹介と、今回の「めずらしい編成」、そして「盛りだくさん」なプログラムについてのお話があった後、類家さんによる1曲目の解説に。一般になじみが薄い作曲家・ゴーベールは、フルーティストなら全員が知っている人で、ピアノなら「ハノン」にあたる教則本を書いた人なのだそうです。フルートのための作品も数多く書いていて、温かな和声が特徴、と仰っていました。

フルート&チェロによる、F.ダンツィ「フルートとチェロの為のデュエット 第3番」。演奏前に石川さんから解説がありました。日本ではあまり知られていない作曲家のダンツィについては、「ぼくも知りませんでした」(!)と石川さん。フルート&チェロの編成はとてもめずらしく、今回の演目は、石川さんがお知り合いのフルーティストのかたに相談して教えて頂いた曲なのだそうです。また石川さんがダンツィについて調べたところ、モーツァルトと同時代の人で、紹介文には「宮廷楽団員の首席チェロ奏者」(!)と、「作曲家」「指揮者」より先にチェロが書かれてあった事に驚かれた様子。だから今回の曲も「チェロがとても難しい」(!)と、納得(?)されたようでした。こちらの演奏、聴き手としてはとても面白かったです!素朴なメロディはフルートが担当し、チェロはずっと支える役目。しかし、そのチェロの変化が曲の表情を変えていると感じられ、私はチェロに目と耳が釘付けになりました。はじめは古風な舞曲風(メヌエットのような?)で、ゆったりした(ン)タッタ♪のリズムを刻むチェロと、優しい響きのフルートが一緒にダンスしているよう。チェロは基本高音域で、時折低音が入るのが印象的でした。続いて、フルートは同じメロディを少し速く、チェロはタタタ タタタ♪と少し駆け足になり、ウキウキした感じに。弦を押さえる左手の指が大忙しで動いているのは、見ている分には楽しかったです。フルートが華やかになると、チェロはズンチャ ズンチャ♪と明るく歩みを進める感じに。フルートと重なってメロディを奏でたり、輝かしい重音があったりと、チェロの変化の度に曲の色合いが変わるのが楽しい!チェロの堂々とした鳴りの貫禄!鳥のさえずりのような華やかなフルートと、明るく寄りそうチェロが一緒に駆け抜け締めくくり。短いながらも聴き応え見応えある演奏に引き込まれました!

フルート&ピアノ&チェロによる、F.クーラウ「協奏的三重奏曲」。大平さんはクーラウをピアノ曲「子供のためのソナチネ」の可愛らしいイメージで捉えていたそう。しかしこの三重奏曲はとても難しくて大変だったと仰っていました。また石川さんは、この曲は元々フルート2本とピアノで演奏するものと解説した上で、2番フルートの置き換えであるチェロは「そりゃあ難しいですよね」。類家さんも演奏の難しさに触れ、「3人の協奏を楽しんで頂ければ」と仰っていました。第1楽章 はじめはピアノによる序奏から。優しいメロディに跳ねるような音が可憐でした。ほどなくフルートとチェロが一緒に登場。チェロとフルートが明るく会話するように演奏したところは、お互いが鏡映しのようで、チェロもフルートもうねうねした音が面白かったです。ピアノに導かれて、明るいところから一旦激しくなるも、再び穏やかに。チェロとフルートの会話が少し切ない感じに変化し、その後も対話の度に少しずつ表情が移り変わっていたように思います。ダイナミックに音階を駆け上ったり下りたりするピアノが存在感ありました。第2楽章 こちらもピアノの序奏から。ピアノが奏でたメロディをフルートとチェロが繰り返すスタイルで、ゆったりした流れの中、様々な舞曲のようなメロディが登場。いずれも身体になじむリズムが素敵でした。第3楽章 快活でステップを踏むようなリズムが楽しく、フルートが朗らかに歌うのが素敵!チェロが管楽器のタンギングのようにタタタタ……♪と音を刻んだのがすごい!ピアノはずっと忙しく、紙芝居のように次々と場面が移り変わるのをリードしていました。チェロがフルートの歌をピッチカートで支えた後、ぱっと主役に躍り出てメロディを切なく奏でたのがすごく素敵!もしこれが2番フルートだったらシンプルに1番の繰り返しになるところを、音色がまったく異なるからこその面白さ!この賑やかな流れの終盤、チェロが余韻を残した後、フルート独奏が登場。ピュアで美しい音色を聴かせてくださった後、3人一緒に明るく堂々と締めくったのが素敵でした!目の前で展開する3人の「協奏」、すごかったです!とても楽しく聴くことができました。

休憩の終わり頃、後半に入る前に、司会のかたによるアナウンス。アンケートのお願いと、募金のお願い、来年度の「チャペルコンサート」の予定のお知らせ、といった内容でした。

後半は「名曲アルバム」と題し、おなじみの名曲たちをソロやデュオによる演奏で聴かせてくださいました。大平さんと類家さんが舞台へ。大平さんが「時間がおしているとのことなので、(トークなしで)どんどん演奏します」と仰ってから、早速演奏に入りました。はじめは、フルート&ピアノで、J.S.バッハ管弦楽組曲 第2番」より。「ポロネーズ」は、ほの暗い感じで、タータタッタ♪と音を刻み、タ~タタタ♪とコロコロ歌うのがミステリアスで素敵!中盤の駆け足になったところは、ピアノとシンクロして空を泳いでいるよう!「バディネリ」は、タッタタ タッタタ♪とフルートが軽快にステップするようで、美しくも力強い音とリズムが良かったです。高速でぐいぐい進む気迫がすごい!耳なじみのあるメロディを、類家さんの華やかで力強いフルートで楽しく聴くことができました。

バッハの舞曲が続きました。チェロ独奏で、J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲 第1番」より。「プレリュード」の輝かしさ!4つの音の連なりが数珠つなぎになって、目の前で次々と湧き出てくる、自然と身体のバイオリズムに添う感じのとても心地よい響きでした。弓をうねうねする動きに伴って次第に音が浮かび上がってくるのは一層輝かしい!「ジーグ」では、ダイナミックな弓の動きと跳ねるようなリズムが楽しい!フレーズ末尾での低音の余韻が印象深く、軽快さと重厚さが同居する良さを味わえました。小さな教会にて、石川さんのチェロでバッハの無伴奏を聴ける贅沢!音楽に心地良く浸りながらも、尊さ崇高さを感じられたスペシャルな体験でした。願わくば、バッハの無伴奏チェロ組曲の6曲×6組すべてを石川さんの演奏で聴きたい!

ピアノ独奏で、L.v.ベートーヴェン「月光」より 第1楽章。タタタ タタタ♪のリズムがずっとベースにあり、時折入る重低音の余韻が印象的。シンプルなメロディが、強弱の波で変化し続け、陰影ある立体的な響きに引き込まれました。まるで月に雲がかかったり晴れたりしているようで素敵!いつか全楽章の演奏をぜひ聴かせてください!

フルート&ピアノで続けて2曲。A.ピアソラ「ブエノス・アイレスの四季」より“冬”。はじめはフルート独奏から。美しく孤高の存在感!ほどなくピアノが重なり、一呼吸置いてから、タンゴのリズムを低音で力強く奏で始めたピアノが超カッコイイ!この貫禄、しびれる!その上を情熱的に歌うフルートがまたカッコ良く、パワフルな高音は思いがあふれているようでした。前のめりで情熱的なところから、少し穏やかに変化したところの希望が見える明るさも素敵!クライマックスでのフルートの強奏にはとても驚かされました。こんなに力強いフルート、私は初めて聴いたかも!情熱的でリズムが超絶カッコイイ音楽、聴き応え抜群でした!

G.カッチーニ(V.F.ヴィヴァロフ)のアヴェ・マリア。ピアノの和音に乗って、はじめは囁くように歌ったフルート。その美しく儚げな響きに引き込まれました。フルートはピアノと一緒に次第に音が大きくなっていき、終盤のクライマックスにはなんとフルート独奏(!)が登場。こちらは類家さんのオリジナルでしょうか?切なく情熱的に歌うフルートが素晴らしかったです。ラストに向かう流れでのフルートの超強奏は、思いの丈を全部ぶつけたような気迫!個人的にはヴィオラやチェロによる演奏(ちなみに石川さんの演奏でも私は聴いたことがあります)でなじんでいたこの曲を、類家さんの美しくも力強いフルートで聴けて新鮮&その良さに聴き惚れました。

ピアノ独奏で、J.シベリウス「樅の木」。クリスマスの時期にぴったりな選曲ですね!冬のモノトーンの景色を思わせる、素朴で芯のあるメロディの良さ!メロディを追いかける伴奏は、時に美しく時に厳しい、様々な色合いを感じました。中盤の盛り上がりでは、タラララン タラララン♪とダイナミックにうねるベースのインパクト!強く心に響きました。私、やっぱり由美子さんのピアノ大好きです!

チェロ&ピアノで続けて2曲。S.ラフマニノフ「ヴォカリーズ」。哀しげなピアノの和音に、切なく歌うチェロの良さ!盛り上がりでの高音には今回も胸打たれ、言葉は無くとも思いがあふれている歌にぐっと来ました。C.サン=サーンス「白鳥」。ゆったり優雅に歌うチェロの美しさと貫禄!ピアノは、キラキラした水面のような音や盛り上がりのしっかり土台となる低音等、チェロにぴたっと寄り添い波長も思いもシンクロ。長く一緒に活動してこられたデュオ、さすがの安定感です!優雅で美しい音楽に、会場には感嘆の溜息が。身近でこの演奏が聴けるのはとてもありがたいことと改めて思います。デュオの十八番である2曲、今回も素敵でした。何度でも聴きたい!

カーテンコールで出演者の皆様が戻ってきてくださり、大平さんがごあいさつ。チャペルコンサートには、大平さんと石川さんは過去数回出演されていて、今回お若い才能の類家さんを皆さんにご紹介できてうれしい、と仰っていました。開催するにあたりご尽力くださった皆様への感謝、「サーカスみたいな」クーラウの三重奏曲をはじめ、常に演奏をサポートしてくださった譜めくり担当のかたへの感謝の言葉も述べられ、会場からも温かな拍手が送られました。

アンコールは、フルート&ピアノ&チェロによるE.モリコーネニューシネマパラダイス・メドレー」。演奏前に石川さんから解説がありました。今回の曲、本来は「フルート&ピアノ&ヴァイオリン」の編成で、今回はヴァイオリンパートをチェロに置き換えての演奏(!)なのだそうです。また以前、ギター&ピアノ&チェロでも演奏した事(2023/10/12のトリオコンサートでしょうか?このページの下の方にレビュー記事のリンクがあります)にも触れられました。「メインテーマ」は、包容力あるピアノの序奏に続いた、歌うチェロの温かさ優しさ!メロディを引き継いだフルートは柔らかで美しく、支えるチェロと重なった陰影がとっても素敵!懐かしい感じに心温まりました。「トトとアルフレード」は、はじめチェロ、続いてフルートがゆっくり音階を上がっていくのにじんわり気持ちが高揚し、切なさに胸焦がされました。「成長」はトリオでの演奏(ちなみに10月に聴いたギター&ピアノ&チェロの演奏会ではピアノ独奏でした)。チェロとフルートがメインを交代しながら、大切な存在を愛しむように優しく歌うのが素敵で、心に染み入りました。またこの愛に満ちた雰囲気に、私は先日(2023/11/21)の札響hitaru定期で聴いたブラームス ピアノ協奏曲第2番 第3楽章(チェロ独奏は石川さん)をふと思い出したりも。そして来ました「愛のテーマ」。涙がこぼれ落ちる様にも似た、キラキラ儚い響きのピアノ序奏に続いて、切なく歌うチェロが最高に素敵!またもや胸に来ました。メロディを引き継いだフルートがまた美しく、ハモるチェロはさらに心に訴えかけてくるように高音域で切なく歌うのが素敵すぎて……こんなにも全力で聴き手を泣かせに来るスタイル。やっぱり敵いません!ラストは「メインテーマ」再び。ピアノのタラララン♪の締めくくりまで、優しさあふれる演奏に心癒やされました。

大平さんから締めくくりのごあいさつ(「次にお呼び頂けた時は、アンコールを2曲やります」と仰ってくださり、会場に大きな拍手が起きました!)と、お弟子さんである本堂竣哉さんのリサイタル(2023/12/21)のお知らせがありました。出演者の皆様とお客さん達の集合写真を撮影した後、会はお開きに。最後に石川さんが12/13の「リッカ弦楽四重奏」の旗揚げ公演をお客さん達に宣伝。私は募金箱に心ばかりの募金をして、帰路につきました。素敵な演奏に浸れて、私は少し早めのクリスマスプレゼントを頂いた気持ちに。幸せな時間をありがとうございました!チャペルコンサート、これからも楽しみにしています。


石川祐支さんと大平由美子さんのデュオにギターの宮下祥子さんが加わったトリオによる演奏会。こちらもアンコールは「ニューシネマパラダイス・メドレー」でした。「第1568回札幌市民劇場 石川祐支・宮下祥子・大平由美子トリオコンサート」(2023/10/12)。「新しいトリオによる多彩な音楽」の演奏会。直江さん編曲・カルメン組曲や南米&スペインの作品での独特のリズムやメロディに魅せられ、「初めて」の感激がいっぱいの幸せに満ちた時間でした!

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こちらも学校が主催する定期イベントです。この日は、札響首席ファゴット奏者の坂口聡さん、新日本フィル首席フルート奏者で元札響副首席フルート奏者の野津雄太さん、ピアノの坂口睦さんによる演奏会でした。「第39回潮陵記念館コンサート 札響、新日本フィルの首席奏者、ピアノによる ~初秋に響く木管の美音、ソロとトリオによる室内楽の夕べ~」(2023/09/02)。小樽にプチ遠征。坂口さんのファゴットと野津さんのフルート、それぞれの魅力あふれる「音」とアンサンブルの良さ!ベートーヴェンのトリオは、対等なピアノと木管2つの三つ巴で超充実の演奏でした。トークも楽しかったです。

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地域の人達のための気取らない演奏会はこちらも。「青木晃一&石田敏明 ビオラ&ピアノ デュオコンサート」(2023/11/26)。野幌までプチ遠征。メインのブラームスに加え、小品をアンコール含め10曲と盛りだくさん!魅力あふれる演奏で、耳慣れたブラームスソナタが一層愛しくなりました。トークも楽しかったです。

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最後までおつきあい頂きありがとうございました。