自由にしかし楽しく!クラシック音楽

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札響ニューイヤーコンサート in 小樽(2025/01) レポート

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私にとっての2025年の聴き初めは「札響ニューイヤーコンサート in 小樽」でした。札響の新・首席客演指揮者の下野竜也さんが小樽公演初登場!協奏曲のソリストは、札響2ndヴァイオリン首席奏者・桐原宗生さん!「ウィーンにはじまりウィーンにおわる」プログラムで、私は特に桐原宗生さんが弾くコルンゴルトを楽しみに、小6の娘と2人で札幌からプチ遠征して聴きにうかがいました。私達親子以外にも、札幌からのプチ遠征組は多数いらした様子。なお北海道新聞の報道によると、当日の客入りは約700名(座席数は1216席)だったそうです。

 

札響ニューイヤーコンサート in 小樽
2025年01月18日(土)14:00~ 小樽市民会館

【指揮】
下野 竜也(札響首席客演指揮者)

【ヴァイオリン】
桐原 宗生(札響首席奏者)

管弦楽
札幌交響楽団コンサートマスター:田島 高宏)

【曲目】
スッペ:「ウィーンの朝・昼・晩」序曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調

J.シュトラウスⅡ:「こうもり」序曲
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
J.シュトラウスⅡ:エジプト行進曲
ブラームスハンガリー舞曲第5番
J.シュトラウスⅡ:ワルツ「美しく青きドナウ

(アンコール)J.シュトラウスⅠ:ラデツキー行進曲


2025年の聴き始めは、幸先の良い新年のスタートでした!ようやく出会えた桐原宗生さんのコルンゴルトでは、自由自在に駆け抜けた鮮烈な独奏に大感激!桐原さんが数年前からコルンゴルト室内楽に取り組まれてきた事、また今回の公演に先駆けて札響公式You Tubeチャンネルで公開された動画を拝見しても、桐原さんのコルンゴルトへの特別な思い入れは多くのファンが知るところでした。いざ迎えたこの日の本番では、おそらく難易度高いにもかかわらずとても楽しそうに演奏されていて、私はホレボレ。「思いを形にする」のを思いっきり楽しめるって、素敵すぎます!そんな生き生きとした独奏と気持ちを共有し、ノリノリな演奏をするオケもさすがでした。星の数ほどあるヴァイオリン協奏曲ですが、「三大」「四大」等と称される超・定番曲以外の曲に、こんなにも素敵な協演で出会えるって幸せです。札響メンバーがソリスト管弦楽は札響という組み合わせは、やはり最高!今後もどしどしやってください!

個人的に今回初聴きだったコルンゴルトの協奏曲は、映画音楽のモダンな表情に加え、ロマン派のヴァイオリン協奏曲を思わせる伝統的な骨格がある、聴き応えのある作品でした。映画音楽のようなメロディは親しみやすく、全体的にウィンナ・ワルツではないけれど「ウィーン風」なリズム感や曲線美が感じられたのが面白かったです。独奏は芯の通った安定感があって、超絶技巧もオケとの当意即妙な掛け合いもお手のもの。またどんなシーンでも音がくっきりとしてキレイ!キレ味抜群だったりカントリー調だったりと様々な表情を魅せてくださいました。変幻自在なのはオケの方も同様で、それを聴き手に悟られないようごく自然に行っていたのが、後から考えるとすごいなと改めて。私の場合、協奏曲ならつい独奏にばかり気を取られがちです。しかし安心してそうできるのは、やはりオケのお力があればこそ!

ウィーンへの留学経験がある指揮・下野竜也さんによる「ウィーンにはじまりウィーンにおわる」プログラムは、華やかさも優美さもウィーンの音楽「らしい」魅力が盛り盛り!緩急メリハリしっかりのキビキビした&美しく楽しく歌う演奏にて、ウィーンの音楽の魅力を余すところなく私達聴き手に届けてくださいました。あまり演奏会慣れしていないうちの娘も、素敵な演奏と楽しいトークのおかげで彼女なりに楽しめたようです。ちなみにこの日の前日は、同じ出演者にてkitaraで企業主催のクローズドの演奏会が開催され、そちらでは小樽公演とは後半プログラムが異なる演目(ドラクエの曲)だったとのこと。今回の小樽では「ウィーン」で統一(差し色のブラームスもウィーンで長く暮らした人ですね)され、共通するDNAを持つ演目たちのそれぞれ個性を楽しめたのがとても良かったです。ただドラクエの演奏も聴いてみたかったと、つい欲張りなことを思ったりもしました。そちらの方も、いつかきっと一般公開の演奏会にて取り上げてくださいませ。

会場の小樽市民会館、とても良いところでした!建物自体は古いですが、私が想像していたよりもずっと音響は良かったです。お客さん達はとても和やかな雰囲気で、演奏を心から楽しんでいた様子がうかがえ、ロビーでは地元の企業「北海道ワイン」のグラス販売もありました。毎年1月に恒例となっている「札響ニューイヤーコンサート」は、地元・小樽にすっかり溶け込んだイベントとなっているのですね!小樽での札響の演奏会、これからも良い形で続いていきますように。


オケはコントラバス5の12型だったと思います。管は2~4で、ティンパニの他に多彩な打楽器やハープ、チェレスタ等が曲目に応じて加わりました。1曲目はスッペの「ウィーンの朝・昼・晩」序曲。華々しい冒頭のキレッキレな演奏が気持ちイイ!管楽器メインのじっくりのシーンと、派手な盛り上がりとが交互に来て、そのメリハリが良い!中でもキレ味抜群な打楽器陣が印象深かったです。なんとチェロ独奏が登場!ワルツのリズムに乗って、艶っぽくも柔和にもなるチェロが素敵すぎて、特に(演出として)音が揺らぐところやフレーズ末尾のふっと消え入る余韻がぐっと来ました。オケの弦のピッチカートやトレモロ、幸せな木管群の響きが重なるのも素敵で、これはもはや協奏曲ソリストなのでは!?新年最初の素敵なサプライズに大感激大感謝です。オケのターンでは、深刻なシーンでの弦の繊細さや深み、木管群と弦がウキウキと歌うシーンの品の良さ、各パートの当意即妙な掛け合いの良さ、元気いっぱいなシーンでの金管群の華々しさ!私達のオケ・札響の良さが盛り盛りで、聴いている私達はうれしくなりました。ド派手な超高速演奏にテンション上がる!クライマックスでは、ティンパニと一緒にぐーっと全体が盛り上がっていくのがアツイ!思いっきり派手なラストまで、1曲目からハートをわしづかみにされました。演奏後、指揮の下野さんはチェロ首席奏者の石川さんに起立を促し、讃えられました。

ソリストの桐原宗生さんをお迎えして、2曲目はコルンゴルト「ヴァイオリン協奏曲」。第1楽章 序奏なしで独奏が登場。オケの拡がりの上で、品の良い音で進む独奏は堂々たる風格!オケでは、ハープやビブラフォン(?)の美しい響きや、大らかで温かなホルンが印象的でした。オケの弦ピッチカートに乗って、駆け足に進む独奏は明快で、トリルを交えたりリズミカルに音が跳ねたりと自由自在!また中盤の独奏が優美に歌うところでは、温かで少し寂しげでもある音色の良さと、音が曲線的に連なって肌触りの良い感じだったのがなんとも素敵でした。そして来ましたカデンツァ。超高速で1音1音を響かせるのがとてもシャープ!高音から低音へ沈みゆくところ(グリッサンド?)がとても鮮やか!重音の連続もくっきりとキレイ!続いたオケは壮大で、映画音楽のような美しいメロディを歌う弦に、幸せに響く木管。聴いている私達は胸がすく思いでした。小樽でも大好きな「札響サウンド」と出会えてうれしい!キレッキレな独奏とオケの弦が呼応しあうクライマックスは胸アツ!第2楽章 オケによる神秘的な冒頭は、高音の美しさに加えて、低音に「ざらつき」(表現が的確ではないかもしれませんが)が感じられたのが印象に残っています。ほどなく登場した独奏は、柔らかく美しい音色で歌うのが優しく、ふっと消え入る感じは少し切なく、繊細に色合いが変化。私はラブソングのようにも感じました。ハープやチェレスタの彩りの美。独奏の感情の高まりと一緒に盛り上がりの波を作る、オケの弦の包容力!独奏が超高音で囁くように歌ったり、深みのある音色でじっくり歌ったりの変化に合わせて、オケが細やかに表情を変えて(例えばヴァイオリンの一部が代表して演奏する等)、そっと寄り添っていたのが素敵でした。オケのざらつく低音の上でじっくり歌う独奏は思慮深く感じられ、高音でフェードアウトするラストがとても美しい!第3楽章 ジャン!とオケによる冒頭はインパクト大!私は一瞬、1曲目のスッペを連想しました。独奏はカントリー調な音色で跳ねるように歌い、軽快に駆け抜けるのが爽快!オケのウキウキな木管に重ねた、独奏による力強いピッチカートがキレッキレ!また、独奏がのびやかに歌うところは、都会的で洗練された印象を受けました。オケの盛大な盛り上がりに続いた、独奏の超高音がすごくキレイ!ハープとの重なりで一層輝きを増したと感じました。終盤は独奏もオケも加速して超スピードに!華々しいオケと一緒に駆け抜けた独奏の気迫と音の強さ!ああ聴けてよかったです!超絶技巧もりもりな曲を、(聴き手が見る限り)軽やかに駆け抜け、鮮烈な独奏を聴かせてくださった桐原さんと、独奏と気持ちを共有して華やかな管弦楽でもり立ててくださった札響に大拍手です!


後半。はじめは、J.シュトラウスⅡ「こうもり」序曲。プログラムノートによると、喜歌劇「こうもり」はウィーンをはじめとしたドイツ語圏では大晦日恒例の演目になっているとのこと。なお前年2024年には札響による演奏で全3幕の上演が行われました(教文オペラプログラム 北海道二期会創立60周年記念公演、2024/11/23,24)。うんと華やかな序奏が気分爽快!やわらかく美しく歌うオーボエが超素敵!竹を割ったようにキビキビと進むところから、澄んだ弦の美しいところ、木管群が軽快に歌うところ等、様々なシーンが次々と。中間部の、弦が低めの音域で力強くワルツを奏でるところが個人的にはツボでした。なんてゴージャスな響き!トランペットやスネアドラムが良い感じに入るのも好き!哀しく歌うオーボエ&チェロパートが素敵で、そのゆったりしたところからスピード感ある賑やかな演奏にスイッチ。このメリハリ!回想を経て、クライマックスでの華やかな超高速演奏がすごい!ジャジャジャン♪の潔いシメまで、オペレッタの良いところ取りを駆け足に楽しませて頂きました!もちろん今回も楽しかったですが、オペレッタ全幕を鑑賞したら(残念ながら私は未体験です)、さらに面白く聴けるはず。

ここで指揮の下野竜也さんがマイクを持ち、「私達は札幌交響楽団です」の自己紹介に続き、「新年明けましておめでとうございます」とごあいさつ。今年も小樽の皆様にお目にかかれれてうれしい、といった趣旨の事を仰り、前半を振り返ってから後半プログラムについても紹介。以降も節目ごとに曲にまつわる解説が入りました。会場が大いに盛り上がった楽しいトーク内容につきましては、ここではダイジェスト版にて演目毎に書き添える形でレポートします。

ヨゼフ・シュトラウスワルツ「天体の音楽」。ヨゼフはJ.シュトラウスⅡの弟で、兄が病気でダウンした時に代役として指揮して音楽家デビューをした、と紹介がありました。ちなみに私が帰宅後に調べたところ、「天体の音楽」は5つの小ワルツで構成されているとのこと。その区切りは私にはわからなかったので(ごめんなさい!)、印象的だったシーンをピックアップして大まかに振り返ります。ハープ&弦ピッチカートに乗って歌うフルートは天国的な美しさ!ハープは1音1音がくっきり響いてきれい。他の弦のトレモロに乗って歌うヴァイオリンの曲線的な響きが素敵!ズンチャッチャのワルツのリズムの乗って歌うヴァイオリンや木管が軽やかで、盛り上がりでのキレ味ある金管打楽器が絶妙で気持ちイイ!やや落ち着きあるシーンでの、音を小刻みにして魅惑的に歌うオーボエが印象深かったです。華やかなシーンでは、弦も管もフレーズ末尾を転がすように歌う(トリル?)のが楽しい!私は「ドレスの裾を翻しているよう」にも感じました。思いっきり盛り上がる豪華なフィナーレが華々しい!曲線的な優美さも、リズミカルなキレ味も、豪華な盛り上がりも、ウィンナ・ワルツの良いところ全部盛りな音楽。各シーンの良さを余すところなく表現してくださった演奏が、とても楽しかったです!

J.シュトラウスⅡ「エジプト行進曲」。「(ベートーヴェンモーツァルトが「トルコ行進曲」を書いたように)音楽には流行がある」「ヨーロッパの人が想像する『東』の雰囲気を味わって」といったお話しがありました。打楽器のごくごく小さな音から始まり、木管群がほの暗く歌う、その研ぎ澄まされた空気にぐっと引き込まれました。低弦が響かせる低音が恐ろしげな感じ!華やかな盛り上がりになると、トランペットのエキゾチックな音色がとっても素敵!ぐおんと鳴る弦がカッコイイ!勇ましい打楽器に、私は軍楽隊をイメージしました。高音弦が派手に歌ったり、低弦&低音の管楽器が重低音で歌ったり、明るく楽しい感じに変化したりと、短いスパンで移ろう景色。また、刻むリズムや音の跳ね方はユニークで、メロディの音階は素直に想像するのとは少しズレがあるのが、なんとも色気があってゾクゾクしました。「ラーララ♪」と団員さん達が太い声で合唱したのにはビックリ!そしてはじめと似た音楽に戻っていき、次第に音が小さくなり、ついに音が消えて、指揮の下野さんが「終わり」と教えてくださいました。まさに異国人の行進が目の前を通り過ぎていったような、予測不可能な展開と異国風な音楽がすごく面白かったです!

「作曲家のお友達がいる人、手を挙げて」と下野さん。私が見る限りは、ほとんど挙手はありませんでした(笑)。「音楽家には『なんなのこの人は!?』って人が多いですよね」とのお話しには、会場も笑いながらうんうんと頷いていました。なお下野さんによると「ブラームスは、文句が多い。偏屈」だそう!そんなブラームスがJ.シュトラウスⅡとは友達だった事、ブラームスがサインを頼まれた時に「美しく青きドナウ」のメロディを書いて「残念ながらブラームスの作にあらず」と書き添えたというエピソード紹介もありました。そんな「友達」繋がりで、シュトラウス・ファミリーで構成されたウィーン・プログラムに変化球としてブラームスを入れたのだそうです。

ブラームスハンガリー舞曲第5番」。舞曲の勢いあるキビキビした演奏に血が騒きました。派手な管楽器打楽器、ほの暗いメロディ、そしてがっつり低弦!ブラームスの低弦LOVEな私は、そこにしびれる憧れる!中間部での抑揚は良い塩梅で、溜めるところもきっちりと。ジャンジャンジャン♪でビシッと締めくくりまで、本当にあっという間でした……!今度はぜひブラームス交響曲と協奏曲も、下野さんの指揮で聴かせてくださいませ。

ここで「宣伝」。指揮の下野さんは「札響カレンダー」を大きく掲げました。表紙に写真掲載されている次期首席指揮者のエリアス・グランディさんを「いい男ですよね」とさらっと仰ってから、客席に向かって真顔で「買ってください」(!)。単刀直入、ドストレート(笑)。この日のソリストである桐原宗生さんと指揮の下野竜也さんがサインを入れてくださるとのことで、「(下野さんは)頼まれた指揮者の名前を書きます」(!)と、具体的な名指揮者の名前を列挙。外国人の指揮者はカタカナやひらがなで書くと、とっても大胆な事を仰っていました。サインとは(笑)。そしてクラシック音楽で使われる略称についてのお話しになりました。実は下野さんは「ベト7」「ドボ8」等の略称がお嫌いだそうで、音楽大学で教えている学生が略称を使うと正式名称で言い直させるとか(ええっ!?・笑)。そんな下野さんが一番キライな略称が、「美しく青きドナウ」の略称「青ダニ」(!)。会場が大ウケしたところで、プログラム最後の演目の演奏に移りました。

J.シュトラウスワルツ「美しく青きドナウニューイヤーコンサートの超定番曲!美しい水面のような高音弦、川の広がりのようなホルン。最初からぱっと情景が浮かびます。ゆったりだったり、華やかな盛り上がりだったりと、ゆく川の流れは絶えずしてしかも様々な表情に変化していくのが素敵!コントラバスのピッチカートが良いタイミングで入るのが好き。そして優雅なチェロも、跳ねるように歌うフルートも、華やかトランペットも、各ソロは断然頼れる!何度聴いても良いですね!超定番曲をおなじみの札響による演奏で聴けて、ふるさとに帰って来たような穏やかな気持ちになれました。

カーテンコール。即アンコールの演奏に移りました。この威勢の良いスネアドラムは!来ました、こちらも超定番のJ.シュトラウス1世「ラデツキー行進曲。思いっきり華やかな冒頭からテンション上がる!指揮の下野さんは客席の方を向いて、手拍子しながらお客さん達の音頭取り。小さく手拍子するときは指先でチョンチョンと、大きく手拍子するときは大きな身振りで。我らがシモーノさんは、お客さん達を乗せるのがめちゃくちゃ上手いです!会場の皆様も、もちろん私達親子もノリノリで手拍子。中間部では手拍子はお休みで、下野さんもオケの方を向いて指揮。木管群のウキウキなトリルが楽しい!さらに華やかに盛り上がった後半、下野さんのリードでお客さん達も再び手拍子で参加して、チャンチャンチャン♪の明るい締めくくりに。手拍子はそのまま大きな拍手となりました。とっても楽しい!親子で小樽までうかがってよかった!2025年の聴き始めは幸先の良い新年のスタート!親子で良い記念となりました。ありがとうございました!

終演後はロビーにて「札響カレンダー」購入者向けのサイン会が行われました。私も娘も参加する気マンマンだったのですが……私用でバタバタしていまい、残念ながら間に合いませんでした(涙)。次の機会には必ず!そして札響の指揮者の皆様と団員の皆様、本年もお世話になります!


2024年の聴き納めも、私は娘と2人で札響を聴きました。「みんなのオーケストラ in Kitara~あつまれ動物たち~」(2024/12/28)。札響による演奏をKitaraにて親子でお得に聴けるありがたさ!ディズニーソング・メドレーは、短い演奏時間で10曲すべてが1つのストーリーとして連なっているように感じられました。クオリティの高い演奏を当たり前に聴いて育つ札幌っ子たちが素直にうらやましいです!

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私がプチ遠征して聴いた札響の地方公演。2024年7月は伊達にうかがいました。「伊達メセナ協会創立30周年記念事業 札幌交響楽団コンサート」(2024/07/13)。私達のコンミス・会田莉凡さんのカッコ良すぎるソロとオケの包容力。カワケンさん流「苦悩から歓喜へ」の、突き抜けてパワフルかつ明快な演奏は気分爽快!会う度に素敵なサプライズが待っていて、今までよりもっと好きになる札響サウンドは、この日も私を夢中にさせてくれました!

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最後までおつきあい頂きありがとうございました。